フォームの主要なイベント発生順序
現在、僕が使っている開発環境は
C++Builder 10.2.3 Tokyo
です。
ところで、WindowsにしてもMac OSにしても、プログラムの処理はイベントに
よってトリガーされます。
こいうのをイベント・ドリブンと言います。
例えば、
- ボタンをクリックした
- スクロールバーで画面をスクロールした
- エディットに文字を入力した
など、たくさんのイベントがあります。
こう言ったイベントを検出した時に、何をするかを
コードとして記述します。
C++Builderにしても、Delphiにしても、
統合環境でプロジェクトを新規に作成すると、
1行もコードを書かずに、すぐに実行させることができる
フォームが現れます。
因みに、フォームとはウィンドウのことです。
そして、統合環境のメニューまたは、ツールボタンで実行を
プログラムが実行され、PCのデスクトップ上にフォームが
表示されます。
で、今回はメインフォームを起動した時と、
メインフォームを閉じてプログラムを終了する時に
受け取るイベントのうち、使用頻度が高い主要なイベントが
どんな順序で出て来るのかについて触れることにします。
結論
次のようになります。
起動時
OnCanResize
↓
OnCanResize
↓
OnCreate
↓
OnShow
↓
OnResize
↓
OnPaint
終了時
OnCloseQuery
↓
OnClose
↓
OnDestroy
ただし、これは一番単純な場合で、これにコードを書き加えていくと、
同じイベントが複数回連続して出てきたりしますね。
各イベントの詳細は、ヘルプのTFormを参照して下さい。